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おとなだってワクチンで健康維持!

「予防接種」や「ワクチン」と聞くと、乳幼児のためのものと思いがちですが、65歳以上の方を感染症から守るためのワクチンもあります。
予防というのは効果が見えにくいため、予防効果を実感しにくいかもしれませんが、特に65歳以上の方にとっての予防は、なるべく感染症にかからず、出来るだけ健康に自立して年齢を重ねていく「健康寿命の延伸」につながっていきます。
そんな「健康寿命」を少しでものばすには、バランスのいい食事や適度な運動、うがい・手洗いなど、出来ることはたくさんありますが、「予防接種」もご自身で出来ることのひとつです。気になる方は医師に相談してみてください。ここでは、主なワクチンについて説明します。

おとなの予防接種

インフルエンザワクチン

インフルエンザウイルスによる感染症を予防するワクチンです。
毎年流行の株を予測してワクチンが作られ、感染症シーズン前の10月中旬ごろから接種ができます。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌による感染症(肺炎など)を予防するワクチンです。肺炎球菌にはたくさんの型があるのですべてを予防できるわけではありませんが、接種しておくことでワクチンに入っている型が原因のものに予防効果が期待されます。肺炎球菌ワクチンには、定期接種任意接種の2種類がありますので、詳しくは医師に相談下さい。

肺炎球菌ワクチンの詳細や予防接種制度の解説はこちら

海外渡航者用ワクチン
(トラベラーズワクチン)

年齢問わず、海外旅行中の感染を防ぐために、渡航前に受けられる海外渡航者用ワクチン(トラベラーズワクチン)には、A型肝炎、狂犬病、黄熱などがあります。
今やワクチン接種は、命や健康を守るためのお守りといっていいでしょう。
詳しくは、

厚生労働省検疫所FORTH 海外渡航のためのワクチン

その他のワクチン

世代によっては乳幼児期に接種しなかったワクチンや、接種していても追加で接種したほうが抗体(免疫力)をつけられるものもあります。風疹、破傷風、百日咳などが該当します。

肺炎球菌ワクチン定期接種(B類)の接種対象年齢

厚生労働省のホームページにも、肺炎球菌ワクチンについて、Q&A形式の詳しい説明があります。毎年度4月1日から翌年の3月31日までに下表の青字の年齢の方*は「定期接種」として1回のみ予防接種が受けられます。それ以外の年齢の方は、任意接種になります。
また、過去に肺炎球菌ワクチンを接種をした方は定期接種の対象とならない場合があります。くわしくはインターネットで「厚生労働省 肺炎球菌感染症(高齢者)」を検索いただくか、かかりつけ医の先生にご相談下さい。

* 60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方を含む。

接種区分 対象年齢
定期接種
(B類)
65 70 75 80 85 90 95 100
任意接種 66 71 76 81 86 91 96 101
以上
2019年度のみ
定期接種の対象
67 72 77 82 87 92 97
68 73 78 83 88 93 98
69 74 79 84 89 94 99

●ワクチンに含まれる型による肺炎球菌性肺炎の予防になります。全ての肺炎を予防するものではありません。

厚生労働省ホームページ 肺炎球菌感染症(高齢者) 2021/3/31より作成

監修川崎医科大学小児科学講座 主任教授 
尾内 一信 先生

【 関連リンク 】

インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン

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